ソルトルアーフィッシング

【フラットフィッシュの河口ゲーム】ヒラメとマゴチが連発した狙い方と釣れる時間帯

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「ヒラメ・マゴチをルアーで釣りたいけどどこが釣れやすいんだろう?」

「 サーフ? 堤防? 河口? 」

「海の魚のヒラメやマゴチって、川の河口で釣れるの?」

  

釣れるんです。

 

style-fun流のフラットフィッシュの河口攻略は、満潮前後の時間帯を、ルアーのただ巻きとドリフトをタイミングによって使い分けるという狙い方です。

 

今回は僕が河口でのフラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)を連発させた時の狙い方についてお伝えします。

 

この記事の内容

場所と時間帯

潮汐、光量、流れ(カレント)

河口での狙い方

河口ゲームでのルアー選びとタックルセッティング

 

ヒラメ・マゴチのルアーフィッシングというとサーフでの釣りをイメージする方が多いと思います。

もちろんサーフでのフラットフィッシュゲームは実績もありますし、人気もありますよね。

 

しかし、

河口でも成立するんです。

 

僕が高確率でフラットフィッシュを釣れるようになった釣り方をお伝えします。

あなたのフラットフィッシュフィッシングのレベルアップに役立ててください。

フラットフィッシュの河口ゲーム

 

海

「ヒラメとかマゴチって海の魚でしょ?」

「汽水域の河口にフラットフィッシュって入ってくるの?」

 

って思いますよね?

 

はい

 

ヒラメ・マゴチは河口まで入ってくるので、フラットフィッシュの河口ゲームは成立します✌️

 

僕も当初はヒラメ・マゴチは汽水域の河口には入ってこないって思い込んでました。

しかし、河口でシーバスを釣っていた時、50cmを超えるヒラメが釣れました。

 

それから、自分なりに河口でのゲームを組み立てみるとヒラメやマゴチが釣れるようになってきました。

 

ヒラメ・マゴチはタイミングが合えばしっかり河口の中まで入ってくるんです^_^

河口でフラットフィッシュを釣るために考えること

2匹のヒラメ

「河口で釣るためにはどうしたらいいんですか?」

 

って疑問がでますよね。

 

僕も最初は偶然に釣れた1匹からでしたが、何回も釣り場に通っているうちに自分なりの釣り方ができてきました。

 

なるべく高確率で魚と出会うために僕が考えていることを詳しくお伝えします。

 

場所選び

最初に考えなくてはいけないのは

河口

 

『場所』

 

です。

 

  

狙っている魚を釣るためには、

 

『その魚がいる場所で釣りをすることが1番大切』

 

だからです。

 

 

ヒラメ・マゴチは河口に入ってきますが、基本的には海の魚です。 

ですから、海から何十キロも離れた完全に淡水のエリアではヒラメやマゴチがいる確率は下がってしまうと考えています。

 

確率が高いのは海から数kmまでの海水の混ざるエリアで釣りをするのがいいと思います。

 

 

僕がもう一つ重要だと思っていることが

 

『変化がある場所』

 

を選ぶということです。

 

僕は

ヒラメやマゴチに限らず、フィッシュイーター系の魚は変化がある場所でエサとなるベイトを捕食することが多い

と考えています。

 

例えば

・カケアガリなどの地形変化のある場所

・複数の川が合流する場所

・砂が堆積したサンドバーなどがある場所

・川幅が狭くなって流れが強くなる場所

 

などなど、

河口付近や川の中で変化がある場所にはヒラメやマゴチがいる確率が高くなる

と考えています。

 

時間帯

釣りをする時にとても意識することがあります。

 

釣りをする時間帯とタイミング

・エコギア スイミングテンヤ

 

この時間帯やタイミングはとても重要だと考えています。

 

僕が重要視しているタイミングをいくつかお伝えします。

潮汐

潮汐

そのひとつが潮汐です。

 

ぼくは河口でのフラットフィッシュゲームを成立させる為には

 

「満潮付近」

 

の時間帯がいいと思っています。

 

 

なぜなら

干潮付近は河口では、川の淡水がメインになってしまうため、フラットフィッシュは海へ戻ってしまうと思っています。

 

 

満潮に向かう上げ潮のタイミングでは、海水の割合が増えて塩分濃度の高い状態になります。

そのタイミングを狙ってみるのがいいと思います。

 

光量

河口エリアの夜明け

僕がヒラメ・マゴチを高確率で釣る為に大切だと思っているファクターのひとつは

 

「光量」

 

です。

 

太陽の光量が少ない時間帯の方が、ヒラメやマゴチなどのフィッシュイーターにはエサを捕食するのに好都合

だと思います。

 

フラットフィッシュの活性が高いタイミングで狙うことができれば、ルアーにストライクさせるチャンスも増えると思います。

 

また、エサではないルアーで魚を釣ろうとした時いかにして、ルアーにストライクしてもらうかは僕たちアングラーが悩むところですよね。

 

 

僕は

 

「ルアーにストライクさせるには

様々なファクターをうまく利用することが大切」

 

だと意識して釣りをするようにしています。

 

 

そのファクターのひとつとして

 

「少ない光量を利用してルアーの実態を

はっきり認識させずにストライクさせること」

 

もルアーフィッシングの大事なテクニックだと思っています。

 

流れ(カレント)

川の流れ

そして、どの釣りでも意識しているのが

 

「流れ」

 

です。

 

 

僕は

 

「フィッシュイーターであるヒラメやマゴチは

流れを利用して捕食をする」

 

と考えているからです。

ですから、河口エリアでも流れが起きる時間帯を意識してみてください。

 

時間帯としては

満潮前はゆるい流れが川に上がって行くように流れます。

そして、

最大のチャンスの時間帯は、満潮潮止まり直後の下げ始める時間帯です。

一瞬止まった川の流れが、海に向かって動き出す瞬間が僕がフラットフィッシュを最も釣っている時間帯です。

流れを意識することは本当に大切です。

 

『流れによってエサが流されてきます。

 

これが最も重要な要因だと思います。

 

遊泳力の弱いベイトフィッシュは流れの強さによって下流に流されてしまいます。

また、遡上する場合でもベイトフィッシュの方がヒラメ・マゴチよりも遊泳力が弱ければ、捕食が簡単になります。

 

 

『流れによって溶存酸素量が増えます。

 

これはstyle-fun的仮説ですが

 

「フィッシュイーター達は捕食時に

激しく動くため、捕食行動を行うと

酸欠気味になるのではないか」

 

 

「流れによって溶存酸素量が増えれば、捕食活動後の酸欠から回復しやすく

逆に流れのない状態では捕食後の酸欠からの回復が遅くなることを

経験値の高い魚は学習しているのではないか」

 

と考えています。

 

そして

 

『流れによって認識が曖昧になる

 

これもstyle-fun的仮説ですが

 

「流れは水の粒子を複雑にうねらせる為フラットフィッシュはベイトフィッシュから認識されにくいのではないか」

 

と考えています。

 

ベイトフィッシュから認識されにくければ簡単に捕食可能なポジションに入れますから。

 

アングラー側からすると

 

「ルアー自体が本物のエサではないことを認識されにくくなるので、ストライクさせやすくなると」

 

考えています。

 

 

釣りは魚とのかけ引きですから、まだまだアングラーの解らないことはたくさんあると思います。

その中で釣れる確率を高めていくことに釣りの楽しさがあると思っています。

河口エリアでの釣り方

マゴチ

場所やタイミングはなんとなく分かってきたけど、釣り場についてどうやって攻めたらいいんだろう?

って思いますよね。

 

style-fun流の河口エリアでのフラットフィッシュゲームの釣り方をお伝えしていきます。

 

上げ潮と下げ潮のタイミングで少し釣り方が変わりますので、両方とも説明します。

上げ潮の釣り方

上げ潮のタイミングでは、川の流れは弱くなります。

 

海水が川の中に逆流してくるので、本来の川の流れとぶつかり打ち消してしまうからです。

そんな時に僕のメインパターンは2つの釣り方です。

 

《ウエイトの軽いジグヘッドリグでボトム付近をゆっくりリトリーブしてくる釣り》

ウエイトは10gを基準にボトムを程よく感じられるウエイトに調整しながら釣っていきます。

流れの強さによってウエイトは頻繁に変えながら、丁寧にリトリーブしていきます。

 

《水位の増えたシャローエリアをシンキングペンシルで攻める釣り》

上げ潮で水位が戻ったら狙いたいのが干上がっていたシャローエリアです。

干上がってしまうエリアは酸素も豊富に供給され、ベイトフィッシュも集まってくるので、フラットフィッシュもエサを食べに入ってくるからです。

 

流れの緩いタイミングのシャローエリアで、シンキングペンシルをドリフトさせながら狙ってみてください。

 

下げ潮の釣り方

下げ潮の時は流れの強さが全く変わり、強い流れが現れます。

今まで海水によって押し戻されていた本来の川の流れが潮が下げていくことで解放されるからです。

 

流れが速くなったタイミングで僕が選ぶ釣り方は

 

《ウエイトの重いジグヘッドリグで流れに乗せながらドリフトさせる釣り》

 

ウエイトは20gを基準に流れの強さによって調整していきます。

下げ潮のタイミングは上げ潮と違って流れが速いため軽いウエイトではボトムがとれない確率が高くなるからです。

 

アップクロス気味にキャスト

ボトムに着底したらロッドを2時方向に立てる

2時の角度をキープしたままジグヘッドを流れに乗せる

着底したら再度2時の角までロッドを立てる

ダウンクロスになり、水流で着底がとれなくなったら回収して再度キャスト

 

 

《テールスピンジグで流れに乗せながらドリフトさせる釣り》

テールスピンジグでも基本的には重いジグヘッドリグでの釣り方をしていきます。

 

テールスピンジグだとアピール力が増し、フォールスピードもゆっくりにできるので効果的な時があります。

【style-fun流】河口ゲームでのルアー選びとタックルセッティング

最後に僕がフラットフィッシュの河口ゲームでこれまでヒラメ・マゴチをヒットさせてきたルアーの紹介とタックルセッティングを説明します。

ルアー選び

ヒラメとマゴチ

ルアー選びに関しては、河口エリアのゲームの場合は、そんなに種類は必要としていません。

 

必要なファクターは

 

「ドリフトさせるためのウエイト調整」

「食わせ能力」

 

になります。

それではいくつか紹介していきます。

ジグヘッドリグ

ジグヘッドルアー

僕の河口ゲームのメインルアーになっているのがジグヘッド系のルアーになります。

 

使用頻度が高い理由として、海と違い河口エリアはフラットフィッシュの通り道全域にキャストが届くからです。

 

フラットフィッシュがどこにいるのか分かりにくい、サーフなどではアピールの強いミノーなどの使用頻度が高くなりますが、

 

ヒラメ・マゴチの前にルアーを通す率が高い河口エリアでは、ルアーに求めることは、アピール力よりも食わせ能力を優先した、食わせ要素の強いソフトルアー系が効果的だと考えているからです。

 

ジグヘッドルアーグリーンパンプキン

僕が愛用しているジグヘッドは

・エコギア 3Dジグヘッド

ウエイトに関しては、10gを基準にして流れの強さや風の強さで変更していきます。

ソフトルアーは

イマカツさんのアンクルゴビィやアンクルミノーを多様します。

イマカツ アンクルゴビー

 

ジグヘッドとアシストフック

アシストフックは

Dream up さんのヒラメアシストを使ってトリプルフットを連結しています。

 

ヒラメアシスト

ジグヘッドとソフトルアーのセッティングのいいところは、ソフトルアーを自由に選ぶことができることです。

 

僕はソルトルアーフィッシングにも、バスフィッシングのルアーを使うことが多いです。

形、カラー、サイズなどのバリエーションが豊富ですし、シチュエーションによって効果的なルアーがたくさんあります。

 

またサイズに関して言えば、河口エリアでのゲームの時は、比較的にサイズは小型のルアーを使うことも多くなります。 

 

VJ

VJブラック

フラットフィッシュやシーバス専用に作られたものは、もちろん優秀です。

VJはシーバスルアーとして有名ですが、フラットフィッシュにも効果抜群です。

 

お気に入りのカラーはピンク系とブラック系になります。

VJピンク

シンキングペンシル

流れが緩いタイミングやシャローエリアでは少し浮力のあるシンキングペンシルが活躍してくれます。

【style-fun流】タックルセッティング

狙ったターゲットを釣るためにはタックルセッティングも重要です。

ロッド

8ftシーバスロッド

ロッドは8ft台のMLのシーバスロッドが気に入ってます。

ルアーにアクションがつけやすく、飛距離もそこそこ出るうえに軽いのでフィールドに一本だけ持っていく時はこのロッドを多様しています。

 

ロッドのしなやかさも重要だと感じています。

 

フラットフィッシュはバキューム力が強い方ではないので、フックが外がかりになっていたり薄皮一枚でフッキングしていることがあるので、フックアウトしやすいからです。

 

ロッドに力がありすぎると、ヘッドシェイクされた時にロッドが吸収しきれずにフックアウトしてしまいます。

リール

リールは3000番台や4000番台のハイギヤタイプのスピニングリールを使っています。

 

メインは軽さを重視して3000番台を使用しています。

ライン

ラインはPEの1号が基準になります。

障害物がないエリアでしたら0.8号でもいいと思います。

リーダー

僕はリーダーはフロロカーボンもナイロンも両方使いますがフラットフィッシュをメインで狙う時は、ナイロンリーダーを使うことが多いです。

 

バキューム力が弱いフィッシュイーター対策として、ナイロンリーダーの適度に伸びる性質をうまく利用してストライク時にルアーが弾かれることを軽減し、フッキング率を高めたいからです。

 

ヒラメは特にエサを吸い込むというよりは、噛みついてきますから、タックルセッティング全体の張りが強過ぎると、アタリがあってもフックアップせずに乗らないという経験が多かったです。

 

ナイロンリーダーに変えてからは、フックアップ率が高くなったと感じています。

 

 

また、マゴチはヘッドシェイクと言われる頭を振ってフックを外そうとするファイトをします。

 

この時、ロッドの吸収が追いつかないとテンションが抜けてしまいフックを外されてしまいます。

 

こういった場合も、ナイロンリーダーの適度な伸びが魚とのテンションを保ってくれることに役立ち、フックアウトの確率を軽減してくれます。

ランディングネット

河口エリアのフラットフィッシュゲームで重要なアイテムのひとつがランディングネットです。

 

ヒットした魚をランディングするという大事な仕事があるからです。

 

僕はこれまでに何回かヒラメをランディングする時にタモ入れをミスってしまい、逃して悔しい思いをしたことがあります。

大型のランディングネットを使うようになりランディング時のミスも減ってきました。

 

フラットフィッシュに限らず、ランディング時に水面に魚体を出してしまうとフックアウトする可能性が高くなります。

僕はランディング直前まで魚は水面に出さないようにして一気にタモ入れするようにしています。

 

 

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

 

あなたの釣りが楽しくなるお手伝いができたら嬉しいです。

それではよい釣りをstyle-funでした。

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