エサ釣り

【クロダイ・チヌ〇〇釣法】1日で40upを14匹釣った乗っ込み期の釣り方を解説

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「クロダイのフカセ釣りをしてみたけど、なかなか釣れないんだよな…」

「2枚潮で仕掛けが安定しないんだよな…」

「クロダイはボトム付近にいる感じだけど、何かいい釣り方はないかな…」

 

こんな悩みってありますよね?

 

僕もクロダイのフカセ釣りって難しいイメージがありましたし、

なかなか釣ることができませんでした。

 

しかし、今回お伝えする釣り方で釣ってみたら

 

なんと

 

40upのクロダイが1日で14匹

 

も釣れたんです^_^

 

クロダイ

(ストリンガーが足りなくて2匹はすぐにリリースしました^_^) 

 

 

その釣り方は

 

水中ウキ散歩釣法

 

です。

 

 

 

…。

 

 

? ? ?

 

 

ですよね…

 

今回はそんな水中ウキ散歩釣法についてお伝えします。

水中ウキ散歩釣法ってなに?

最初に僕が水中ウキ散歩釣法と呼んでる釣り方について解説します。

 

ヒントは

 

ルアーフィッシング

 

です。

 

「ルアーフィッシングでボトム付近をゆっくり誘ってくるとクロダイが釣れるんだよな」

 

 

そして、考えたのは2つのことでした。

 

一つは

 

「エサでボトム付近をゆっくりを誘ってこれる方法はないかな?」

 

そしてもう一つは

 

「フカセ釣りのメリットを生かして、沖まで流すことはできないかな?」

 

ということでした。

 

そして考えついたのが

 

水中ウキで底潮に乗せて安定させ

ハリスを底にハワセながら、

エサをスローに移動させる

 

という方法でした。

 

この方法で、1日で40upを14匹釣ることができました^_^

 

他の日には

51cm、46cm、45cm、44cm、40cm

でリミットメイクすることもできました。

クロダイ

(1匹はストリンガーから逃げていきました…。笑)

 

「みんなリリースするのでいいんですが、写真に撮りたかった…笑」

水中ウキ散歩釣法のフィールド

堤防

釣り方を説明する前に、水中ウキ散歩釣法に合ったフィールドを説明します。

 

どの釣り方でも、フィールドや状況によって合う合わないがあります。

 

釣り方に合わないフィールドでの釣りでは、釣果も伸びませんしトラブルも増えてしまいます。

 

地形

水中ウキ散歩釣法に合っている地形は

フラットな砂地の地形がいいです。

 

なぜなら、エサを散歩させるので底に障害物が多い地形ですと根掛かりが増えてしまうからです。

 

カケアガリの先にフラットな砂地が広がっていると、さらにいい感じですね。

流れ

流れはゆるやかに沖に流れているような場所が釣りやすいです。

 

本流のように太く速い流れがあるような場所は

水中ウキ散歩釣法の得意な釣り場ではないです。

 

なるべく、潮がゆっくりと流れている場所を選ぶと釣りがしやすくなると思います。

フィールド

いろいろなフィールドで水中ウキ散歩釣法は活躍してくれます。

堤防

てか

堤防はこの釣り方のメインになるフィールドかもしれません。

 

堤防の場合は先端よりは少し内側に入った辺りが

流れがゆるくなり釣りやすいと思います。

 

磯

磯でもこの釣りは活躍してくれます。

 

磯の場合はゆっくり引かれ潮が通る辺りが釣りやすいです。

 

磯では岬の先端ではなく、手前の潮がゆるい辺りか

適度に潮の流れのあるワンドなどが水中ウキ散歩釣法には合ってると思います。

 

水中ウキ散歩釣法の実釣

水中ウキ散歩釣法の釣り方をお伝えします。

 

その呼び方の通り

 

水中ウキで

エサを

散歩させてあげる

 

釣り方です。笑

 

ウキは2段ウキと呼ばれる

アタリウキと水中ウキの2つを使用します。

 

水中ウキを使うことで、上潮と底潮の速度が違う2枚潮の状況でも安定して仕掛けを流すことができるからです。

 

更に、水中ウキを底潮に乗せることでエサを海底にハワセやすくなります。

 

この釣り方の大事なポイントとして

 

エサを底にハワセながら、流していく

 

ということが大切になります。

 

ですから

水中ウキ散歩釣法なんです^_^

 

釣り方としてイメージが近いのは、

ウキを底まで沈めてから、手前に誘ってくる釣り方です。

 

しかし、この釣り方との大きな違いは

 

潮の流れに同調させて、仕掛けを沖に流していけるところです。

 

ウキを沈めてから手前に巻いてくる釣りでは、

流れが沖に出ていても、仕掛けは手前に誘ってくることしかできません。

 

それに対して

 

水中ウキ散歩釣法は、水中ウキが潮の流れを掴んで、仕掛けを運んでくれるので、

 

マキエが沖に向かって流れていても、そのマキエに対して同調しながら、エサでボトムを誘っていけます。

 

 

釣り座

この釣りをする時も釣り座選びは大切です。

 

ウキが流れる方向に対して、ラインをまっすぐにできる釣り座がいいと思います。

 

流れに対して横から釣ると、水面のラインが上潮に取られてウキを引っ張ってしまい、

エサが気持ちよく散歩できなくなってしまうからです。

コマセワーク

コマセワークも大切になってきます。

 

釣り始めの段階では

仕掛けを投入する場所から流す距離を考えて

その範囲内にコマセを打っていきます。

釣り始めの段階ではコマセを大量に打っていきます。

魚を寄せるという理由から

少し広範囲に打っていきますが

 

一つ注意点があります。

 

それは

 

あまり遠くへコマセを打ち過ぎない

 

ということです。

 

コマセを遠くへ打ち過ぎてしまうと

コマセが潮に乗ってポイントが遠くなってしまうからです。

 

ポイントが遠くにならない程度に

釣り座の前にコマセのステージを作るイメージでコマセを打っていきます。

 

そして

ステージができて魚が寄ってきたら次のコマセワークに変えていきます。

 

次の段階では

 

コマセでエサが通る道路を作ってあげるイメージです。

 

コマセワーク
コマセワーク

ある程度釣りをしてきてら、ウキの流れ方で流れの方向性は分かってくると思います。

 

仕掛けを投入する位置から仕掛けが流れる方向へコマセを直線的に打ちます。

 

水中ウキ散歩釣法の時は

 

仕掛けを投入する前にコマセを前打ちします。

 

先にコマセを打つことで、

エサが流れるところにコマセの道路ができ

エサが通っている間にコマセの雨が降ってくるイメージです。

 

このようなイメージでコマセワークをしています。

 

水中ウキ散歩釣法のセッティング

フカセ釣り仕掛け

それでは水中ウキ散歩釣法のセッティングを解説します。

ハリ側から詳しく説明していきます。

ハリ

ハリはチヌ針の2号をメインに魚や状況に合わせて変えていきます。

 

エサがオキアミの場合はオキアミカラーのハリを使います。

 

ネリエサを使う時は、なるべくネリエサの色に合わせるようにします。

 

ハリのカラーは魚を釣るために大切な要素だと考えているからです。

 

ハリス

ハリスは1.5号をメインに長さは2ヒロを基本としています。

 

食いによって細くすることもあります。

オモリ

潮の流れがゆるやかな時はハリスにオモリは打たないで釣る時もありますが

ハリスへのオモリはジンタンの7号か8号をメインに使用しています。

 

打つ場所はハリから1ヒロ以上離した場所に打ちます。

ハリから離れた場所に軽めのジンタンを付けるのは、エサを自然に流したいからです。

スイベル

ハリスと道糸との連結には

ローリングスイベルを使います。

 

ローリングスイベルを使うことでハリスがヨレるのを防ぎやすいからです。

 

なるべく、回転性能が良くて小型のものを使うようにしています。

水中ウキ

水中ウキの大きさはなるべく大きい物を使います。

 

水中ウキの体積が大きいほど、潮を掴みやすく

アタリウキが上潮で引かれても、水中ウキが踏ん張ってくれるからです。

ストッパー

僕はこの釣りでは水中ウキの上にストッパーをつける時もあります。

 

ストッパーとウキとの角度を確認することで

流れの方向性や2枚潮で上潮と底潮の速度の差を知ることができるからです。

 

 

ストッパーは黄色や赤など見やすい色のストッパーを使い

ウキがなじんだ時にストッパーが見える位置にセットします。

 

 

ウキ

ウキは小型のウキを使います。

上潮が速く流れている時に、小型のウキの方が上潮に流されにくいからです。

 

僕がよく使うのは

シマノさんから発売されているゼロピットシリーズのウキをメインに使います。

 

このシリーズのウキはなんといってもウキの交換がラインを切らなくてもできる点です。

 

もう一つよく使うのはタナホールドシリーズのウキです。

このタナホールドのウキは専用のウキ止めを使うことで、

ウキ止めがウキに入り込むと、ウキに引っかかり固定仕掛けのような役目をしてくれるウキになります。

 

ハリスをハワセたタナで固定されることで、風や上潮でラインが引っ張られてもウキ下が変わらずに安定して流していけます。

シモリ玉

シモリ玉はオレンジなど見えやすいカラーの物を選びます。

 

道糸がウキに入っていく様子が確認しやすいからです。

 

ウキ止め

ウキ止めは使用します。

ハワセるタナを決めて流して行きたいので、ウキ止めを使ってタナを取ります。

 

僕は基本の仕掛けに関してはウキ止めを2つ使用します。

 

ウキ止めが2つあることでタナがずれにくいこと

そして

タナを変える時に1つのウキ止めはそのままにしておくことで、

変化させるタナが分かりやすいですし元のタナに戻す時に役に立ちます。

 

使用する予定のウキによって使うウキ止めは変えています。

 

特にタナホールドのウキの場合は

専用のウキ止めを使うことで、ウキの中で固定されてしっかりとタナをキープしてくれます。

道糸

僕のセッティングは基本PEラインです。

0.8号か0.6号を使用することが多いです。

 

PEラインはライン自体が細いので

上潮が滑っていてもラインを取られにくかったり

ラインメンディングの時に水切りがよく、ラインメンディングしても仕掛けが動きにくく安定させておきやすいです。

ナイロンラインも使っていました。

ナイロンラインの時は1.5号のフローティングタイプの糸を使うことが多かったです。

 

リール

リールはレバータイプのリールが活躍します。

クロダイはヒット直後の引きもですが、手前によってきた時にも、強烈な引きを見せるからです。

 

手前で突っ込まれて竿がのされてしまうと、ラインブレイクされてしまうこともあります。

そんな時すぐにラインを出せるレバータイプのリールがあるとクロダイの引に対処することができます。

ロッド

ロッドは一般的な磯竿よりも短いロッドが使いやすいです。

 

水中ウキ散歩釣法の場合は堤防など取り込みが比較的容易にできるフィールドが多いので

5mという長さよりも、とりまわしやすく軽いロッドの方が快適に釣りを楽しめます。

style-fun流コマセ作り

オキアミは最後にふりかけ

コマセ クロダイ

オキアミはコマセを作る時、最後に上からふりかけます^_^

 

僕はこの釣り方に限らず

コマセを作る時にオキアミを配合エサに混ぜないで使うことが多いです。

 

理由としては、

コマセの中に入っているオキアミとツケエサのオキアミの色をなるべく同じにしておきたいからです。

 

配合エサを混ぜた後、

(配合エサにはニンニクチューブを入れます)

オキアミを左側にまとめて置き

少しずつ、右側の投入する側に移してコマセと一緒に撒きます。

海底にオキアミもツケエサのオキアミと同じような感じにすることで

コマセのオキアミを食べたいクロダイがツケエサも、その勢いで食べてくれないかな

という作戦です^_^笑

 

飛距離は出にくいですが

遠投を必要としない釣り場ではこのコマセを使っています。

最後まで読んで頂きまして

ありがとうございます。

この釣り方は一般的に言われているフカセ釣りのセオリーから少し外れた釣り方になるのかもしれません。

 

釣りは魚たちとのかけ引きですから

セオリーにとらわれないで、いろいろな試しながら釣りを楽しんでください^_^

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