「またうまくキャストできなかった…」
「バックラッシュばかりする…」
「ワンフィンガーグリップ?ツーフィンガーグリップ?」
「キャスト方法って人によって言ってることが違うんだよな…」
バス釣りを始めてみたけど上手くキャスト出来なくて悩んでないですか?
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
・キャストに悩み上手くならない理由
・バス釣りで初心者が知っておくべきキャストの3つの秘密
僕は3歳から釣りを始めました。
フナ釣りから始まり→ヘラブナ釣り→バス釣り→海のエサ釣り→海のルアー→トラウト→オフショア→ボートフィッシングといろいろな釣りを楽しむマルチアングラーのサンデーアングラーです。
中でもバス釣りは長い間楽しんできた大好きな釣りです。
いろんなバス釣りの動画を見て勉強してみても、みんなキャストについて言ってることが違うって感じたことはあると思います。
僕もバス釣りを始めた頃キャストがうまくいかなくて、悩んで勉強しまくりました。
その結果キャスト方法には大切な基本と、その他いくつかの違いがあることが分かったのです。
初心者のうちに知っておきたかった3つの秘密を知れば、あなたのキャストはぐんぐん上手くなります。
今回はバス釣りをはじめいろいろな釣りに必要となるキャストについて解説していきます。
キャストに悩み上手くならない理由や初心者が知っておくべき3つの秘密について詳しく書きましたので是非最後まで読んでみてください。
新しい発見があるかもしれませんよ(^-^)
目次
キャストに悩み上手くならない理由
「これだけ情報が出ていて、いろいろ試してみてはいるのに、
「このバス釣りDVDで解説してた練習方法は、
「どれが正解なの?」
と、悩みますよね。
なぜなら、それぞれ求めているゴールに違いがあるからなんです。
違ったゴールに向かっての正解を解説しているから、それぞれ言ってることが違くなってくるのです。
そして、求めているゴールにいくつか違いがあることを知らないから、
バス釣りで初心者が知っておくべきキャストの3つの秘密
「なんで上手くならないんだろう」
ともうこれ以上悩まない為に、キャストに関する秘密を3つお伝えします。
正確性重視と遠投性重視
キャストについての解説がそれぞれ違ってくる大きな秘密が、バス釣りには正確性を重視したキャストと遠投性を重視したキャストがあるということを知ることなのです。
この正確性と遠投性というキャストのゴールは、求めるものが違ってくるので、もちろん方法も違ってくるのは当然なんです。
例えば、ロッドティップ(竿先)からルアーの垂らしの長さにしても、正確性を重視するキャストの場合は、ほとんど垂らしを出さないでキャストすることが多いですが、遠投性を重視するキャストの場合は、垂らしを長めに出してキャストする方が飛距離が出る為正解なのです。
このように、「ルアーの垂らしはなくていいです。」という解説は正確性を重視するキャストを伝える時には正解なんですが、遠投性を重視するキャストからすると不正解になってしまうんです。
他には
「ワンハンドキャスト(片手だけでのキャスト)」
「ダブルハンドキャスト(両手を使ったキャスト)」
この違いも正確性と遠投性に関係があります。
ワンハンドでの投げ方は支点が一点になる為、正確性に分があります。
それに対して、ツーハンドは両手で投げる為、力が入りやすく遠投性に長けています。
もちろん、どちらの投げ方も練習を重ねていけば正確性と遠投性が増してきますが、どちらの投げ方が正確性、遠投性に向いているかは理解しておくべきなのです。
また、ワンハンドキャストはぜひ出来るようになってください。
キャストの基本がたくさん詰まっていますし、キャストも上手くなると思います。
反発力と遠心力の違い
バス釣りでのキャストに使う力には反発力と遠心力があることも理解しておきましょう。
バス釣りのキャストでいう反発力とはロッドにルアーの重さを乗せロッドをしならせ曲げることによってロッドが戻ろうとする力、すなわち『反発力』を利用するキャストのことです。
一方キャストで遠心力を使うとはルアーの移動距離を大きくとることで、『遠心力』を発生させて、その力でキャストすることです。
反発力を利用した方が正確性を出しやすく、
バス釣りのキャストの具体例としては
『反発力のキャスト』
・ルアーの垂らしは短め。
・ロッドのスイングは、テイクバック(ロッドを後ろに振りかぶる)を鋭く力強くする。
・12時方向辺りでテイクバックを止めることで、ルアーの重さをロッドに乗せてしならせる。
・反発力を利用して、ルアーを弾きだすイメージをする。
『遠心力のキャスト』
・ルアーの垂らしは長め。
・テイクバックはゆっくり大きくする。
・体の後ろまでテイクバックしてルアーの重心移動距離を長くとる。
・ロッドを持つ手も前に出す動きを加え、線の動きをイメージしながら、ロッドを前方に振り切る。
このように、反発力と遠心力の力の使い方でも目指すゴールが違ってくるのです。
ワンフィンガーとツーフィンガー&手首とヒジ使い方
秘密の3つめとして、
キャストする時
手首を支点にするキャスト
と
ヒジを支点にするキャスト
があるんです。
これはあまり聞いたことがないかも知れません。
分かりやすくする為
ワンフィンガーグリップ(ロッドのトリガーに人差し指をかけるグリップ)
と
ツーフィンガーグリップ(トリガーに中指をかけるグリップ)
の話をします。
バス釣りのロッドのキャスト時の持ち方で、ワンフィンガーグリップで握る人とツーフィンガーグリップで握る人がいると思います。
僕は『ワンフィンガーグリップが基本』だと考えています。
その最大の理由が「バス釣りのベイトリールという道具がワンフィンガーでキャストするように設計されているからです。」
これは僕たちユーザー側はどうこうできる問題ではありません。
ワンフィンガーグリップで持つように設計されている道具なら、
その理由以外にも、ワンフィンガーグリップの方が手首がしっかりと使えるようになり、より正確なキャストができるようになるからです。
手首のスナップを効かせて
ビュッ
とキャストするイメージです。
バス釣りにおいて正確なキャストはとても重要です。
では、なぜツーフィンガーグリップで持つ人もいるのでしょうか?
実は僕もツーフィンガーグリップで握ることがあります。
僕の場合は左ハンドルリールを使う時にたまにツーフィンガーグリップで握るんです。
左ハンドルリールは重心が左にきますし、キャスト時は重心が下方向になり、手首への負荷が増えるんです。
ツーフィンガーグリップで握ることで手首への負担を減らすことができます。
キャストした時のグリップのまま、リールを巻き始めることもできるので、キャストのテンポもあがると思います。
僕はツーフィンガーグリップが未熟なので正確性が劣る為、基本はワンフィンガーグリップです。
ツーフィンガーグリップでキャストする人でもすごくうまいと思う人はいます。
ツーフィンガーグリップを始めた時にいろいろ考え、どうすればうまく投げれるか悩みました。
僕の出した答えは
「ツーフィンガーグリップの時は、ヒジを支点にキャストする」
ということでした。
ツーフィンガーグリップで持つと手首の稼働は抑えられてしまいます。
ワンフィンガーの時の手首のスナップを効かせるというよりも、
ヒジから前の腕ごとロッドの一部の様に使い、遠心力を利用して投げるイメージです。
このイメージを持ってヒジを支点にすることで正確性と遠投性が出るようになりました。
・ワンフィンガーグリップは手首を支点にする
・ツーフィンガーグリップはヒジを支点にする
このように、支点をどこにするかを意識することでうまくなります。
タックル選び
最後に僕がキャストの練習をしてきた中で、こんなタックルを使ったからキャストが上手くなったと考えているタックルセッティングをお伝えします。
ロッド
それは
短いロッドで練習する
ということです。
キャストの3つの秘密のところでも少しお伝えしましたが、ワンハンドキャストができることはとても大切だと感じています。
ワンハンドでキャストするにはロングロッドは手首に負担がかかり過ぎます。
短いロッドなら振り抜きやすく、手首への負担も少ないのでおすすめです。
リール
リールに関しては気に入ったリールで構いませんが、キャスト練習に向いているのは
キャストする手の側にハンドルがあるリール
をおすすめします。
右手でキャスト → 右ハンドル
左手でキャスト → 左ハンドル
といった感じです。
ハンドルとギヤボックスの重さはキャストに影響を与えるので、最初は利き手側にハンドルがあるリールをおすすめします。
ライン
ラインに関しては
ナイロンライン
をおすすめします。
しなやかで程よく伸びのあるナイロンラインはキャストに向いています。
まとめ
いろいろお伝えしてきましたことをまとめていきます。
・キャストにはそれぞれ求めているゴールに違いがある
・
・反発力を利用するキャストはルアーを弾きだすイメージをする
・遠心力を利用するキャストは線の動きをイメージをする
・ワンフィンガーグリップは手首を支点にする
・ツーフィンガーグリップはヒジを支点にする
・キャスト方法を理解して練習をしよう
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
これからもあなたの役に立つ情報を配信していきます。
あなたの釣りが楽しくなりますように。
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