「フィールドにきたけどブラックバスはどこいるんだろう?」
「ブラックバスはどうやって移動しているんだろう?」
こんな疑問に回答します。
この記事の内容
・ブラックバスは規則正しく移動する『マイグレーション』
・ブラックバスの1日の移動パターン
・バス釣りの時に釣り場で意識していること
今回はブラックバスの1日の移動パターンについて解説します。
ブラックバスは基本的に1日の中で規則正しい移動を繰り返しています。
これは、
バスの持っている本能と習性、そして環境の変化に合わせる為です。
バス釣りはバスがどこにいるのかを探すことから始まるというくらいバスの居場所や移動ルートを知ることはとても重要です。
なぜならブラックバスがいない場所で
バス釣りをしいてもブラックバスが釣れることはないからです。
そこで今回は、ブラックバスの1日の移動パターンについて解説します。
この動画を見ると、ブラックバスの1日の移動パターンについて理解することができます。
バスの移動パターンを理解できれば、バスで出会える確率は増えていきます。
そして最後に、バス釣りの時に釣り場で意識していることについてもお伝えしますので、最後までぜひ見ていってください。
ブラックバスは移動する
最初にブラックバスは移動する
ということについてお伝えします。
ブラックバスはさまざまな理由で
1日の中でも移動を繰り返しています。
なぜなら、食事をするために適した環境、安全を確保する為の環境、そして繁殖をする為の環境などブラックバスが求める環境は常に変化するからです。
この変化に合わせてブラックバスは移動を繰り返しているのです。
バス釣りをする上で僕たちアングラーは
「バスは環境の変化に合わせて移動する」
ということを頭に入れておくことでバスに出会えるチャンスが増えると思っています。
ブラックバスが移動することを知ったら、
次に知りたくなるのはバスが普段どこにいて
どこに移動するのか?
そして移動の時はどんなルートを通るのか
知りたくなりますよね。
今回はある程度水深があり水位の安定している
フィールドでのブラックバスの1日単位の基本的な移動パターンについて詳しく解説していきます。
『ブラックバスの規則正しい移動・マイグレーション』
ブラックバスがエサを食べる為や安全を確保する為などの理由で、規則正しい移動をすることを
『マイグレーション』
といいます。
ある程度水深のあるフィールドのバスは基本的には深い場所の障害物周りなどに群れを作って過ごしていることが多いそうです。
ディープエリアは外的から襲われにくくバスの安全の本能を満たしてくれるからだと思います。
そして、エサを求めてシャローエリアに群れで向かいます。
この時のルートは基本的に決まっていると言われています。
リファレンス・ポイント
と言われるような
急なカケアガリなどの地形変化や障害物などの変化を目印に移動していきます。
この基本的なルートである
マイグレーションルートはあまり長い距離にならないことが多いので、ディープエリアとシャローエリアが隣接している場所の急なカケアガリなどは有望なスポットになります。
僕たちアングラーとしては
バスが移動の時の目印としている
地形変化や障害物を探すことで、バスに出会う確率を高めていけると思います。
移動してきたバスの群れはカケアガリの登りきった場所などで群れを解散させてシャローエリアのカバーなどに散っていきます。
この群れを解散させる場所を
スキャターポイント
と言います。
そして、カバーの中でエサを待ち伏せして、捕食するタイミングを待つんです。
シャローエリアはエサがいると同時に危険も伴う為、待ち伏せをする時間に関しては決して長い時間ではないそうです。
しかし、
一等地のカバーなどバスが安心してエサを待ち伏せできるような場所には、いいバスが居着いていることもありますから、いいカバーを見つけた時は何度か攻めてみるといいと思います。
バスのなわばり意識や闘争心といった攻撃的な本能はスキャターポイントを通過すると強まり、エサを待ち伏せしているカバーの中で最も強くなるみたいです。
ですから、カバーに入ったバスは積極的にルアーにストライクしてくれるのかもしれないですね^_^
そして、ある一定の時間が経つと目印を辿って、来た道を戻り安全なディープエリアに戻るんです。
こういったブラックバスの規則正しい移動マイグレーションを理解しておくことはバス釣りをする時にとても役に立ってくれると思います。
『マイグレーションの例外』
「マイグレーションを理解したら
簡単にバスの居場所がわかるの?」
ってあなたも思われたかもしれません。
確かに、ブラックバスのマイグレーションを理解しておくことはとても重要だと思っています。
しかし、いろいろな条件が重なる自然界ですからバスはマイグレーション通りに移動しないこともあります。
天気や水温の変化などの他、アングラーのプレッシャーという要因もバスの行動を変化させる大きな要因のひとつです。
最近のバス釣りはこのフィッシングプレッシャーを考慮したバスの行動も考えていく必要があると思っています。
また、今回はある程度水深があり安定している
フィールドでのマイグレーションをお伝えしてきましたが、水深の変化の少ないフィールドや水位の増減の激しいリザーバー、障害物だらけのフィールドなども
いろいろな要因が絡み合いバスの移動も複雑になる為、バスのマイグレーションも安定しない場合が多いみたいです。
このようにバス釣りは自然が相手ですから、
完全にバスの移動や行動を理解することは難しいです。
しかし、僕はそこに挑戦していくこともバスフィッシングの楽しみだと思っています。
『マイグレーションをバス釣りに生かす』
最後に、
僕がブラックバスの移動や行動を考えてバス釣りをする時に、釣り場で意識していることをお伝えしていきます。
いくつもあるんですが、
ありすぎるといろいろ考え過ぎてしまう為、
特に意識していることをお伝えしたいと思います。
・釣り場についたら底が急に見えなくなったり水の色が変わっている場所を探します。
こういった場所にはカケアガリやブレイクラインと言った急激な水深の変化があり、バスのマイグレーションルートがある可能性が高いからです。
・岬の先端や出っ張った地形なども重点的に狙いたいポイントになります。
こういった場所もバスのマイグレーションルートになることが多いと思います。
・そして、ディープエリアと隣接するシャローエリアのカバーは狙いたいスポットのひとつです。
安全なディープエリアからマイグレーションルートを通りエサを食べに来たバスが、シャローエリアのカバーで待ち伏せしているを狙うためです。
他にも考えることはいろいろあります。
あなたも次にバス釣りに行かれる時はブラックバスのマイグレーションを意識してフィールドを注意深く観察してみてください。
きっとバスフィッシングがよりレベルアップできると思いますよ。
ここまで見て頂きましてありがとうございました。
それではよい釣りを
style-funでした。