「ブラックバスはどんな食性を持っているんだろう?」
って考えたことや
「バスはどんなエサを食べていて、どこにいるんだろう?」
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・ブラックバスの食性とエサの関係を理解する
・ブラックバスはどんなエサを食べたがっている
・ブラックバスのエサはどこにいる
バス釣りはルアーフィッシングですが、ブラックバスの食性やエサの種類などを理解することでバス釣りがレベルアップしていきます。
そこで今回はブラックバスの食性とエサの関係について解説します。
この記事を読むととブラックバスの食性とエサの関係を知ることができます。
そして、エサの種類や関係性を知ることで分かってくるバスの居場所を探しだすヒント
についてもお伝えしますのでぜひ最後まで見ていってください。
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ブラックバスの食性とエサの関係を理解する
はじめにブラックバスの食性とエサの関係を理解することはバス釣りをする上でとても大切
ということについてお伝えします。
ブラックバスの食べているエサを知ることでバスのいる場所がある程度予測することができます。
なぜなら、
バスをはじめとするフィッシュイーターは、自分が食べるエサがいる場所にいるからです。
逆に言えば
エサが居ないような場所ではバスがいる確率も少なくなってしまいます。
では
ブラックバスはどんな食性を持っていてどんなエサを食べるんでしょうか。
・ブラックバスは産まれて間もない頃は動物性プランクトンなどを食べています。
・そして、大きくなるにつれて他の魚の稚魚や小さなエビなどの甲殻類を食べるようになります。
・さらに大きくなるとワカサギやオイカワなどの成魚やザリガニなどのエサを食べるようになります。
ブラックバスは大きくなるにつれて食性が変化していくんです。
そして、バスは大きくなるほど大きなエサを食べる傾向は強くなっていきます。
大きな体を維持するには、大きなエサを食べる方が効率はいいですからね。
僕は小さい頃に50センチほどの大きなバスが水面で弱った25センチ〜30センチはあるであろうフナに何度も噛み付いている所を見ました。
「大きなバスはこんな大きなベイトも襲うんだ」
と驚いたのを覚えています。
バス釣りを始めた頃は小さなルアーの方が釣れると思っていましたが、
この経験から大きなルアーの可能を知りバス釣りがさらに楽しくなりました。
・僕が大好きなバスプロのヒロ内藤さんはバスの食性についてこう語っています。
「肉食性の魚で、エビやザリガニといった甲殻類、セミやハチなどの昆虫、カエルや
イモリなどの 両生類、小バスを含む魚類場合によってはアヒルのヒナなどの鳥類や
ネズミなどの哺乳類までをも捕食する。」
と本の中で語っています。
ヒロ内藤「ブラックバスの生態」『バスフィッシング』つり人社、2009、p.14
僕もバス釣りを始めた頃から、バスがエビやザリガニや小魚を食べるのは知っていました。
また小さい頃はミミズでバスを釣ったこともありますし、昆虫や両生類をバスが食べている場面も見たことがあったので知っていました。
しかし、アヒルのヒナまで食べることやバス同士で共食いすることはこの本を読むまで知りませんでした。
ブラックバスはこの大きな口に入るものならなんでも食べるってくらい色々なものを食べるんですね^_^
またブラックバスは体が大きくなるにつれて、食べるエサのサイズも大きくなる傾向があるということも覚えておきたいですね。
ブラックバスはどんなエサを食べたがっている?
ブラックバスがいろいろなエサを食べることが分かると釣り場で疑問になってくるのは
「いろいろあるエサの中からバスは今、何を食べているんだろう?」
という疑問ではないですかね?
今メインで食べているエサが分かれば効率よくバスを探して釣ることができるかもしれません。
・僕の大好きなバスプロの1人林圭一さんはバスの食性についてこう言っています。
「バスは自分の生息域に身近に多くいて、ねらいやすい小動物を食べる」「もっとも手頃で効率よく食べられるものを選んでいるのです」
と本の中で伝えています。
林圭一「正しいバスの生態」『バス・フィッシングの基本と戦略』つり人社、1987、pp43
ブラックバスが生息するフィールドはさまざまでそこにいるエサも変わってきます。
フィールドや季節によってバスが好むエサは変化していく
ということを頭にいれておく必要があります。
そして、バス釣りをする時は、
このフィールドで今どんなエサがバスにとって1番食べやすいエサなのかを考えることが大切
なんですね。
みなさんが行かれるフィールドには
ザリガニが多いのか?
小魚が多いのか?
バスがメインのエサとしているものが、ザリガニやエビ系なのか小魚などのベイトフィッシュ系なのかでもバスの居場所や食性を意識した時の釣り方は変わってきますし、
小魚の種類は
ブルーギルなのか?
ワカサギなのか?
オイカワなのか?
アユなのか?
といったベイトフィッシュの種類によってもいる場所やレンジが変わってきます。
フィールドや水域、季節などによってベイトとなる小魚の種類は変わっていくと考えられます。
ザリガニをイメージしたルアーで釣れることが多かった水域でも季節によってはワカサギを頻繁に追っているのを確認できたりします。
このように
ブラックバスは自分が住んでいるフィールドの中で効率よく食べられるエサを季節などの変化によって変えているので、今バスが何をエサにしているかを考えること
はバスの食性を利用してバス釣りをする時には重要なんですね。
ブラックバスのエサはどこにいる?
バスのエサがわかってきたら、そのエサとなるベイトがどこにいるか考えることが重要になってきます。
この時に重要なことがあります。
それは、
エサとなるベイトのエサがどこにいるのか考えることです。
なぜならベイトもエサを求めて移動します。
そしてベイトのエサとなるものがいるところがベイトの居場所になりバスの居場所になるからです。
そんな小魚のエサとなるものが動物プランクトンです。
しかし、動物プランクトンがどこにいるのかって考えると意外と難しいですよね?
もう少し考えると
動物プランクトンのエサとなるものが植物プランクトンなんです。
この植物プランクトンのいる場所を見つけられるとエサのベイトがいますし、バスもいる確率は高くなります。
そして、
この植物プランクトンは光合成が必要になるため太陽光の届く深さの場所で増えます。
太陽光はクリアウォーターとマッディーウォーターでは届く深さが違うことについて他の動画でもお伝えしています。
またプランクトンは
風が作る吹送流(すいそうりゅう)によっても移動して、一定の場所に集まります。
このことについても、他の動画で詳しく説明しています。
このように、太陽光の届く場所や風によってプランクトンが集まる場所を探せるとバスに出会える確率は高まります。
こういったことを頭に入れておくとバスの居場所を探すことがより効率的になるかと思います。
ブラックバスがどんなエサを食べるかを知り
フィールドの中で今何を食べているかを考え
そのエサがどこにいて
そしてバスがどこにいるのか
を見つけることがものすごく重要なことなんです。
僕もまだまだ勉強中ですが、考えながらバスフィッシングをしていくと楽しいですし、バスが釣れる確率も少しだけ高くなってきたかと思います。
みなさんもいろいろなこと知って、より深いバスフィッシングを楽しんでください。
このチャンネルでは釣りに役立つ情報をこれからもお伝えしていきます。
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それではよい釣りを
style-funでした。