「バスってなかなか釣れないけど、普段はどんな風に生活しているんだろう?」
「ブラックバスの本能を理解したらもっとバスは釣れるのかな?」
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・ブラックバスの3つの本能
・ブラックバスの本能に合わせた釣り方
こんにちはstyle-funです。
今回はブラックバスの本能についてお伝えします。
ブラックバスの本能を理解すると、バスが釣れる確率が高くなります。
そして、
いくつかある本能のうちのどの本能に対して釣りを組み立てていくかでバスフィッシングはより深いものになり、釣りがレベルアップしていけると思います。
そこで今回はブラックバスの本能について解説していきます。
ブラックバスの本能
はじめにブラックバスの本能を理解する為に本能を大きく3つに分けてみましょう。
僕が尊敬する林圭一さんの著書
バス・フィッシングの基本と戦略
では、こう書かれています。
「バスは自らの本能によって行動を起こそうとします。このバス自身が持っている法則は、次の3つに分けることができます。」
「食欲の本能、安全の本能、繁殖の本能」
「バスがとるいろいろな行動は、常にこれらのうちいずれかが引き金になって働いています。」
「どの本能を利用して釣りをするかは、とても重要な作戦の1つになります。使うルアーの種類や選ぶ場所が違ってくるかです。」
と言われています。
林圭一「正しいバスの生態」『バス・フィッシングの基本と戦略』つり人社、1987、pp36
この考え方はバスを探し出し、そして釣る為に本当に為になる考え方だと思っています。
一つずつ考えてみましょう。
食欲の本能
当然ブラックバスも空腹になり、エサを食べます。
この本能を利用して釣る為には、
まずバスがエサを食べるのがどこかを考えます。
当然エサのいる場所ですよね。
バスのエサとなるベイトがいる場所を探すことでバスのいる場所が分かります。
そして、そのバスを釣る為に、どうしたらいいのかを考えます。
食欲の本能を利用して釣ろうと思ったら、
選ぶルアーもマッチザベイトと言われるように食べているベイトに似せる必要性があります。
形や大きさ、色や動きなどなるべくバスが
今食べているエサに似せることができると
食欲の本能に対して釣りを組み立てていけます。
安全の本能
次は安全の本能です。
ブラックバスは魚の中では、捕食する側のフィッシュイーターですが、水鳥などの外敵からは身を守る必要があります。
水鳥から身を守る為に役に立つのがカバーなどの障害物に身を隠すことです。
カバーに身を隠すことで安全が得られて、
バスは安心します。
カバーがない時は、
安全を得る為に深場に移動したりもします。
また、大雨などで急激な増水や濁流、過度な濁りなどが発生した時は、濁流を避けられる場所や濁りの影響の少ない場所など安全が確保できる場所に移動します。
釣りをするアングラーとしては、
バスが安全の為に移動したカバーや
流れや濁りを避けられる場所を狙っていくことで、
バスの居場所を探し出して釣ることができる確率は高くなると思います。
繁殖の本能
3つ目は繁殖の本能です。
ブラックバスは冬が終わり水温が上がってくると、繁殖の為の産卵行動を取り始めます。
バスの産卵は、その水域の最低水温から約10℃程水温が高くなった頃から始まると言われています。
産卵を意識したバスは、
シャローへ移動を始めます。
オスは水温の上がりやすく、風の影響を受けにくいシャローのハードボトムなどにスポーニングベッドと呼ばれる産卵床を作ります。
アングラーとしてバスの探しかたは、バスがどの辺りにスポーニングベッドを作るのかを考えて釣りを組み立てていくといいと思います。
釣り方としては
この時期のバスは攻撃的になると言われています。
特に、産卵後オスバスはスポーニングベッドに残り卵や稚魚が外敵に襲われることから守る為に特に攻撃的になります。
また繁殖の本能が働くと食欲の本能が薄れていくと言われています。
ホルモンの影響で空腹を感じにくくなるそうです。
ということは、この時期のルアー選びはマッチザベイトよりも、ベッドに侵入してくる外敵と言った要素のあるルアーの方がバスのストライクを出しやすいかもしれないですね。
しかし、オスバスを釣ってしまうと他の魚などに卵や稚魚が食べられてしまう確率が高くなりますから、僕は意図的にベッドは狙わないように心がけています。
このように
ブラックバスの3つの本能を理解するとバスの行動を読んで、バスの居場所を探し出し、釣る為のヒントになると思います。
他にもブラックバスの本能はありますから、
それは他の動画で解説したいと思います。
ここまで見て頂きましてありがとうございました。
それではよい釣りを
style-funでした。