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水温を計るのって『めんどくせーっ』て思ってないですか？
眠いのにがんばって起きて、釣り場に着いたらすぐに釣りはじめたくなりますよね！
でも、考えてみてください。
魚と水温の関係を知らないことで全然魚のいない場所を釣っていたとしたら…
この記事を読めば、釣り人が知っておくべき水温のことがわかります。
水温を計らないで釣りをしてるとせっかくのチャンスを逃してるかもしれないですよ！
目次
水温を知ることって釣果と関係あるの？【重要】
あります！！
なぜなら、魚の行動は水温の影響をものすごく受けるからです。
魚は水温で体温が変化してしまう変温動物です！
水温が１℃変わる差は人間にとっての５℃の差くらいの変化になるのです！！
５℃ってけっこうな温度差ですよね！
水温が３℃変わったら＝15℃の差って…
しかも、洋服やエアコンがないうえに、自分の体温まで変わってしまうとなったら…
快適な場所に移動しますよね^_^
だから、水温を計ることが大切なのです！
計らないで釣りをしていると、魚のいないところで釣りをしている可能性もあるのです…
例えば、船で釣りをする人が岸釣りをする人よりも多く釣る傾向があるのは、
場所を自由に移動できる面もありますが、船に装備してある水温計を当たり前のように見て
場所を選んでいるからとも言えます。
水温と魚の行動
水温が釣果に影響することは分かったとして
魚が行動するパターンにはどのようなものがあるのでしょうか？
適温回遊
魚にはそれぞれ適水温があります。
水温が変化する中、魚たちは適水温を求めて移動を繰り返します。
それを適温回遊といいます！
（ 水域の移動、 岸or沖、 水面付近or底付近 ）
産卵回遊
魚が産卵をする時の大きな要素としても水温が大きく関係しており、居場所も変わっていきます。
これを産卵回遊といいます！
ブラックバスは寒い冬の最低水温から約１０℃水温が上昇した頃に産卵行動へ移行していくと
言われています。
また、乗っ込みと言われる産卵に伴う魚の移動にも水温はもちろん影響しています。
活性と食性の変化
上記で、魚は変温動物で水温１℃の変化は人間の５℃くらいに相当すると書きましたね！
変温動物である魚は、水温の変化で活性も大きく変化してしまいます。
適水温から離れれば離れるほど活性も下がりますし、胃の内容物の消化速度も変わってきます。
コイに関しては、水温の変化で食べ物の好みも変わるそうですよ！
釣るための水温の考え方！
では、実際に釣る為に水温をどうやって考えていけばいいのでしょうか？
私は下記のことを考えて釣りをします！
季節によって変わる水温の変化
今の季節だとターゲットとする魚はどこにいるだろうか？
乗っ込みやスポーニング（産卵行動）の影響など
その魚の適水温があるのはどの場所だろうか？
海釣りの場合は黒潮や親潮など水温を変化させる要因となる海流はどの辺りを通っているか
前日との水温の変化
前日と比較して水温は上がったのか？下がったのか？
水温が下がって活性が下がったのなら、ゆっくり釣りをしよう！
日中の水温の変化
太陽が出たことによって、どの層が適水温になるだろうか？
水中を立体的に考えてレンジ（タナ）を考える。
外的要因による水温の変化
流れ込みや温排水、湧き水など水温を変化させる要因はないだろうか？
全体の水温よりも適水温に近い水があるときは、その場所を重点的に釣ります！
このような水温の変化を意識して釣りをすると魚に合う確率が増えますよ(^O^)／
水温を知るには？
水温計
釣り場に着いて水温を計るのに絶対必要な物が水温計です！
これをもってないと釣れる確率が下がると言ってもいいくらいです。
水に手を入れたりしないで簡単にすばやく水温を計るのに便利なのが、非接触式水温チェッカー
です。
沖や底、タナごとの水温などを調べたいときにおすすめの方法は
アナログ水温計を使って
ラインに結んで投入する方法です！
※割れないようにやさしく投入してくださいね！
アプリ
釣り場を決める時や前日との水温の差を知りたいときに便利なのは海快晴などの釣り用アプリです。
有料版のものはより詳しい情報が出てきますし、無料のものでも大丈夫です！
スマホに入れておきましょう。
有料アプリですが、有益な情報がもらえるので私もダウンロードしています。
Windy
無料のアプリですが、有料級の情報が見れます！
釣具屋
釣り具屋さんによっては立てカンバンやホワイトボードに釣果の他、水温や潮回りなど掲載してくれているところもあります。
釣りに行く前に情報収集で立ち寄ってみるのもいいですね！
まとめ
・魚は変温動物で水温１℃の変化は人間の５℃くらいの変化に相当する！
・魚は適水温を求めて適水回遊をする！
・産卵期も水温の影響は大きく産卵回遊をする！
・魚は水温によって活性も食性も変化する！
・水温の考え方は、季節によって変わる水温の変化→前日との水温変化→日中の水温変化→外的要因による水温の変化を考慮して釣りを組み立てる！
・水温計は持っておくべき！
・アプリをスマホに入れておこう！
・釣具屋さんで情報を集めよう！
水温を計って楽しい釣りをしてくださいね(^O^)／